体の地図を手に入れよう「東洋医学の教科書」

中医学

 

こんにちは。5歳2歳の姉妹の母あすかです。

本日の活字中毒書店は「東洋医学の教科書」です。

もうこの本は買ってから、毎日のように眺めています。

今日ピックアップするのは、正経十二経脈のこと。

人の体には、身体を潤す「経脈」という川が張り巡らされています。

経脈は五臓六腑につながっていて、12本あります。

これを知ることで、どの臓器にどこの部分が繋がっているかわかってきて

食べたものの影響がより詳しくわかるようになりました。

湿疹に悩んでいる方は必見です!!

本の目次

  • 東洋医学的なカラダを理解しよう
  • 東洋医学基礎講座
  • 東洋医学の診察から治療まで
  • 漢方の基礎知識
  • 鍼灸の基礎知識

こんな感じで、大変マニアックな内容になっていますw

ここでいう東洋医学は、中医学のことです。

言葉も中国語なんで大変難解です。

でも、オールカラーで全て図解があるので、絵で頭に入っていくっていうんですかね。

わからないことだらけなんだけど、中医学の先生に質問を浴びせかけて、ようやく単語の字面が頭に入ってきた感じです。

この本を嬉々として毎日眺めているのは私くらいのものでしょうw

正経十二経脈のこと

詳しく説明すると難しいのですが、体には12本の川があって、その川は特定の臓腑につながっています。

 

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引用 オールカラー版 基本としくみがよくわかる東洋医学の 教科書

例えば子どもの目の周りに蕁麻疹が出た時は、胃の経絡上だと考えます。(肝火犯胃というそうです。)

胃は甘味が入っていきますが、甘味が過剰だったり質が悪いと脾・胃をの邪気が多くなって、逆に足りないと正気が不足します。

邪気が増える原因を色々考えて、取り除いた結果、最近やっと長女の目の周りのじんましんが出なくなりました。

変えたことはこちら。

  • 小麦をやめる(週に一回程度、麺類くらいは食べます)
  • 市販のお菓子やめる(レーズンほしいも米粉パンケーキなどを食べてます)
  • 米の品種をササニシキに、お米やさんで精米してもらうようにした

実は娘たちに水虫がありまして、中医整体の先生に聞いたら「湿ですね」と言われました。

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はて、湿とは・・?と思ったら、五行論の脾・胃のところにちっさく「湿」と書いてある。

じゃあ甘味が過剰か?と思い原因をひとつずつ潰していって

結果米の品種を変えて精米したてに変えたらあっさり治りました。2人とも同時に。

(それまでは家の目の前にある自動販売機の米を買っていた。酸化しまくってただろうなー)

ついでに長女が毎朝鼻水ズルズルだったのも止まりまして。

それも7時〜9時だけ鼻水がピンポイントで出てたんで、胃経だったんだろうという見込みです。

あー食べ物がカラダを作ってるんだなー、子どもは反応が素直だなーと感動した出来事でした。

友達の子も、アトピーと診断されたわけではないけど、カイカイがすごくて。

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アトピーの子って、手首に出てる子もいますよね。

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肺大腸経に出ている子も多いなと感じます。

それが、出る場所が変わって、臓の病気から腑の病気になった(病が軽くなった)ということらしいです。
実際に、場所が変わったあと、どんどんカイカイはよくなっていきました。

この症状は、どこの経絡に出ているか?を考える

赤ちゃんや子どもは反応が良いので、食べたものは結構ダイレクトに影響が出ます。

その症状が「どこの経絡上に出ているか?」というのを見てみると、もしかしたら原因が辿れるかもしれません。

病院に行けば、特に場所は関係なく薬で抑えるのが一般的です。

眠れないとかご飯も食べられないとか、日常に支障が出るような症状が出ている場合は薬に頼ることも必要。

でも、徐々に薬を減らしていって、最終的には食べ物で治していけるとベストだよね。

最近、食べたものの影響がダイレクトに出るようになったので、本当に体は食べたもので作られているんだなぁという実感があります。

中医学は難しいし、外国語だけど、今悩んでいる症状の原因が辿れるかもしれませんよ。

ぜひ、読んでみてくださいね(^^)

 

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